ハチミツとクローバー最終巻

やっと読めました。
完結したなーという余韻もそのままに、最後の短編読んだらこれがまたよかった。
ドラえもんの未来道具をネタになんかマンガ描けっていわれて、これひねり出しちゃうというのはすごい。いろんな作家さんが同じようにドラえもん道具ネタの短編描いたそうですが、これに匹敵するものがあったんでしょうか。見てみたいな。

ストーリー自体はもちろん、最初は未来道具から着想したんでしょうが、出来上がったものを読むと、まずストーリーありきな印象。それでいて道具はストーリーのおまけではなく、なぞを解き、癒す、決定的に重要なアイテムとして登場します。


ネタの料理の仕方が素晴らしいなあと思って書き始めたんですが、「料理」でハチクロ本筋のラストを思い出して、はたと気づきました。
タイトルがあんな形で出てきてる!
あと、彼女が

  1. ちゃんと食べられるものを作れる技wをいつの間にか覚えてて
  2. ちゃんと作れる手に回復したんだなと

いうことにも今気づきました。やっぱ本編もよかったな。